2021/08/04(水)
「腰への負担」が主な要因の非特異的腰痛対策について~その3~
こんにちは!
那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。
「腰への負担」が主な要因の非特異的腰痛対策について~その3~では、
「ぎっくり腰」予防に重要な
『パワーポジション』についてご紹介します。
何か物を持つなど力のかかる動きをする時の正しい姿勢のことを、
『パワーポジション』と言います。
瞬間的に腰(腰椎)などに負担がかかるのを防ぐ姿勢になります。
そもそも、腰が余計に動きすぎないように
腰以外の部分(股関節や肩甲骨など)を柔軟にしておくことが最も大切ですが、
何か重いものを持ち上げたりする時に姿勢に気を付けることで、
腰にかかる負担を軽減することができます。
特にこのような姿勢で物を持ち上げると
腰を痛める可能性が高まります。
腰も背中も丸まっており、
見るからに股関節も肩甲骨も
ロックした状態(固まっている状態)となっています。
では、実際に「パワーポジション」の取り方
についてご説明します。
<パワーポジション>
①両手の中指を肩に当て、
肘を後ろに引くように胸を張る。
②背中や腰を丸めないようにして、
お尻を後ろに突き出しながら
上半身を少し前に傾ける。
(膝は適度に曲げる)
③この姿勢を保ちながら、物を持ち上げる。
※床にある物を持ち上げる時にはさらに、
①膝を曲げて腰を落とし、
荷物を身体に近づける。
②パワーポジションを意識しながら、
できるだけ身体の近くで持ち上げる。
を意識します。
※バレーボールの選手がレシーブする時の姿勢をイメージすると分かりやすいです。
今回はぎっくり腰予防という観点でお話ししましたが、
実はこの姿勢はスポーツ選手やアスリートなどで
パフォーマンスアップのために活用されている姿勢でもあります。
有名な選手では、
元横綱白鵬関や元大リーガーのイチロー選手などの姿勢は、
このパワーポジションが自然な動きの中で体現されています。
今回は、腰痛予防という意味でも『パワーポジション』を知ってもらい、
普段の生活で活用していただくことをおすすめします。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
那須塩原
整体院 山本
山本 知秀
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