腰痛を根本改善したいなら那須塩原市の整体院山本

090-1797-3736

【完全予約制】9時〜21時(不定休)

腰痛改善ブログ

2022/04/07(木)

ブロック注射・痛み止めでヘルニアは治る?

坐骨神経痛, 慢性腰痛, 椎間板ヘルニア, 腰痛

 

 

 

こんにちは!

那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。

 

今回もヘルニアシリーズです。

今回のお題は、

「ブロック注射・痛み止めでヘルニアは治る?」

について書いていきたいと思います。

 

腰椎椎間板ヘルニアについての記事は以前のブログでも書いていますので、

今日のお話しの前提となる考え方については、

以前のブログをご参照ください。

 

特異的腰痛⑧【腰椎椎間板ヘルニア?】

➡︎ヘルニアだから腰痛がある?

腰椎椎間板ヘルニアは手術すれば治るの?

 

それでは、今日のお題の結論から言うと、

 

「それだけでは治りません」

なんとなくお分かりかと思いますが、

前回と同じ結論ですね。
まず、ブロック注射(ブロック療法)にせよ、痛み止めのお薬にせよ、

一時的に痛みを感じさせないようにするものであって、

痛みが起こっている根本原因に対しての治療ではない

ということです。

 

 

そもそも「痛み」は全く悪いものではなく

「痛み」を感じるのは身体からのサインでもあります。

このままだと身体が壊れてしまうよ

身体が何かしらの危険な状態にあるよ

といったことを教えてくれるサインなのです。

 

 

このサインを適切に感じることは

身体を守っていく上で非常に重要です

 

ですから、このサインを受け取ったら、

このサインを引き起こしている根本原因を見つけて解消していくことが必要です。

 

そうしなければ、一時的に痛みを感じないから治った(根本原因が解消された)と勘違いしてしまい、

また時間が経てば痛みが再発する、といったことの繰り返しとなってしまう可能性があります。

 

腰椎椎間板ヘルニアであれば、

腰の骨と骨の間が狭くなっていく原因、

椎間板が圧迫される原因が何なのかを見つけて解消していくことが大切です。

 

では、痛み止めのお薬が全く意味がないのか、

というともちろんそうではありません。

 

例えばぎっくり腰の初期など、強い痛みを感じている時には腰の一部などに炎症が起こっており、

数日間はきちんと服用した方が予後がよいことも分かっています。

 

動けなくなるほどのぎっくり腰の痛みなどは、

つらい痛みを感じることで脳での不快な感覚の認識が強まります

 

さらに「この痛みはいつまで続くのか」と不安も強まり

脳からの痛みを抑える物質が出にくくなったり

脊髄での痛みを抑えるシステムにも不具合が生じてしまい

腰自体の炎症は治っても痛みの感覚が続いてしまう

という悪循環に陥ってしまいます。

 

この辺りの詳細はこちらをご参照ください。

なぜ心理的なストレスが腰痛などの痛みと関係があるの?

 

 

このようにぎっくり腰などの急性の痛みに対して速やかに痛み止めを服用するのは、

悪循環化するのを初期の段階で防ぎ、慢性腰痛に移行させないための対策になります。

 

大切なことは、痛み止めのお薬なども上手く使うことです。

 

そして、使いながら根本原因に対しての治療も同時に行っていくことです。

 

ヘルニアであれば、椎間板への圧迫が起こっている原因、

普段の姿勢や身体の使い方の癖を認識し、

腰が必要以上に動きすぎないようにすること

特定の筋肉を使いすぎないようにすること

根本原因に対するアプローチとなります。

 

どこの筋肉の使い方が偏っているのかは、

なかなかご自身では分かりにくいと思いますので、

根本原因を見つけることとその解消方法については

お近くの専門家にご相談してみることをお勧めします。

 

結局は身体を治していくのはお薬ではなく、

自分自身の選択と行動、日々の習慣です

 

あくまでも主人公は自分であり、

お薬は医師とよく相談し上手く使いながらも、

根本原因に対する治療も同時に行っていくことが大切です

 

以上、少し長くなってしまいましたが、

今回の内容も腰痛改善のための

参考にしていただけたらと思います。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

 

那須塩原
整体院 山本
山本 知秀

 

長年の慢性腰痛

坐骨神経痛

椎間板ヘルニア

ぎっくり腰

脊柱管狭窄症

すべり症

産後の腰痛

諦めないでください!

 

 

 

 

 

今すぐ坐骨神経痛を改善する