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腰痛改善ブログ

2021/12/31(金)

特異的腰痛⑨【腰部脊柱管狭窄症】

坐骨神経痛, 慢性腰痛, 腰痛

 

 

 

 

こんにちは!
那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。

 

これまで数回に渡って、

原因が特定できる「特異的腰痛」シリーズでお話をさせていただいております。

 

【特異的腰痛の見極めチェックリスト】

 

<病気やケガが原因の腰痛>

痛みやしびれがお尻から膝下まで広がる。

  ⇒腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア

     の可能性

 

肛門、性器周辺が熱くなる、しびれる。

  尿が出にくい、尿漏れがある。

  ⇒重症の腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア

     の可能性

 

つま先歩き、かかと歩きが難しく、足の脱力がある。

  ⇒重症の腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、

     脳や脊髄の病気の可能性

 

こちらにある④~⑥にチェックがついた方は、

神経痛が主症状の

腰椎椎間板ヘルニア

腰部脊柱管狭窄症

である可能性がありました。

 

腰椎椎間板ヘルニアについては、

前回のブログをご参照ください。

特異的腰痛⑧【腰椎椎間板ヘルニア?】

 

今回は、

「腰部脊柱管狭窄症」

についてお伝えします。

 

【腰部脊柱管狭窄症】

主に腰の骨の加齢変化

(変性性腰椎症、腰椎変性すべり症、

腰椎変性側弯症、椎間板変性など)に伴い、

 

腰の神経(馬尾および神経根)の通り道

である脊柱管が狭くなり

 

神経が圧迫を受けることで

起こる症状群です。

 

典型的な症状の特徴は、

・立ちっぱなしでいたり、

しばらく歩いていると

足のしびれや痛みが起こる。

 

・腰がちょっと前屈み姿勢になる

横向きで寝ている時や、

座っている時、自転車に

乗っている時には痛まない。

 

というものです。

 

背筋を伸ばした姿勢では、

腰の神経が強く圧迫され

神経の血液循環が悪くなりますが、

 

逆に少し前屈みになると

神経の圧迫が減るからです。

 

このように脊柱管狭窄症は、

姿勢・体位により

症状が変化することが

大きな特徴であり、

 

次の三つの質問にすべて「YES」であれば、

腰部脊柱管狭窄症の可能性を疑います。

 

脚(おしり、もも、すね、ふくらはぎ、足部)

のどこかに痛みやしびれがありますか?

 

その脚の症状は、歩いた時や

長く立っている時に強くなりますか(出現しますか)?

 

その脚の症状は、横向きで寝ている時には、

軽い、あるいは全くなく、楽ですか?

 

※②に関しては「間欠性跛行」と言います。

脊柱管狭窄症の代表的な症状で、

歩行中に神経の症状が悪化して

歩けなくなるものの、少し前屈みの姿勢で

休むと痛みが消えて、再び歩き出せる状態のこと。

 

治療に関しては、

主に保存療法(お薬、ブロック療法など)が

メインとなりますが、

 

保存療法で効果がない、

あるいは

「会陰部の熱い感じやしびれ」

「歩行時の尿もれ感」

「筋力低下(脱力)」

などがあれば手術を検討する

こともあります。

 

脊柱管狭窄症と言うと、

「いずれ歩けなくなるのでは?」と

心配される患者さんも多いようですが、

 

脊柱管狭窄症が直接的な原因で

歩けなくなるということは極めて稀であると

言われていますのでご安心ください。

 

そして、腰痛椎間板ヘルニアと同様、

脊柱管狭窄症に関しても、

根本的な原因を診ていくことは

とても大切です。

 

狭窄の原因が腰の骨の加齢変化とは言え、

単純に加齢だけが原因であれば、高齢者は

誰もが脊柱管狭窄症となります。

 

そもそも腰の骨が動きすぎていること

が原因であること、

 

腰の骨が動きすぎている原因は、

腰以外のところが動いていないこと

が根本の原因であること、

を認識しておくことがとても大切です。

 

高齢者でも脊柱管狭窄症の症状が出る人、

出ない人がいるのはそのためだと考えられます。

 

腰痛でお困りの方は、

参考にしていただけたらと思います。

 

本日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

那須塩原
整体院 山本
山本 知秀

 

 

 

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