慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法～その1～

 

こんにちは！
那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。

 

 

今までのブログで慢性腰痛について、

患部に原因はないこと、

 

腰痛は腰が動きすぎている状態だということ、

 

腰が動きすぎる原因としては、

腰以外のところが動かないために

腰が必要以上に動きすぎているのだということ、

をお話ししてきました。

 

そして、腰以外の動かなくなってしまうところとして、

「股関節」、「大腰筋(お腹)」、

「肩甲骨」、「頸部(首)」が

代表的な場所としてあります、

ということをお伝えしました。

 

この４か所が硬くなることで、

それぞれの動きが乏しくなり、

その代わりに腰が余計に動いてカバーしていくことになり、

余計に動きすぎた腰に負担がかかり、

腰痛を引き起こしてしまうことになります。

 

今回からは、

この動きが乏しくなってしまいやすい代表的な４か所のセルフケア方法について

まとめていきたいと思います。

 

まずは「股関節」です。

 

「股関節」というのは、骨盤と大腿骨(太ももの骨)をつなぐ関節です。

 

ですから骨盤と大腿骨(太ももの骨)の両方にくっついている筋肉が硬くなってしまうと、

股関節の動きが制限されてきてしまいます。

 

そこで、股関節の動きを良くするためには、

股関節まわりの筋肉、

つまり、お尻の筋肉や太ももの筋肉を

ほぐしてあげることが大切になってきます。

 

今回のセルフケアでは

「お尻の筋肉」を自分で柔らかくするセルフケアをお伝えします。

 

<お尻の筋肉のストレッチ方法>

①椅子に浅く腰掛ける。

②右足首を左足太ももに乗せ背筋を伸ばす。

③右手で右膝を床方向に押さえながら、体を前に倒していく。

④そのまま20秒～30秒キープ。

※呼吸は止めずに、可能であれば息を吐きながら体を前に倒していくと効果的です。

 

こうすることで、右側のお尻の筋肉が伸ばされてきます。

 

反対側も同様に行います。

特にお尻の筋肉が硬い方は(僕もそうでしたが)、

始めはこの姿勢をとるのもきついかもしれません。

 

無理せずできる範囲で少しずつ、

毎日やっていくことで効果が表れてきます。

 

応用編として、

この動作が物足りない方は、

③の後に、頸部の後屈(頭を挙げて前を見るようにする)、

 

もう一つは

③の後に、頸部の回旋(横を向く、右のお尻を伸ばしたいときは右を向く)、

といった動作をプラスすると、

さらにお尻の筋肉がストレッチされます。

 

お尻の筋肉を柔らかくすることは、

腰だけでなく、膝の痛みがある方にも大変効果的です。

 

ぜひお試しいただけたらと思います。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

 

整体院 山本
山本　知秀