2021/08/11(水)
「ぎっくり腰」になってしまった時の、その場でできる対処法~その1~
こんにちは!
那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。
今回から「ぎっくり腰」になってしまった時の、
その場でできる対処法についてお話しします。
以前も「ぎっくり腰」については少し触れましたが、
医学的には「急性の非特異的腰痛」に分類され、
腰椎捻挫、腰部挫傷などの診断名がつきます。
そして、「ぎっくり腰」になっても、
鎮痛薬を使いつつ
心配しすぎずに過ごしていれば、
短期間でよくなることがほとんどです。
ただ、一度「ぎっくり腰」を起こすと、
その後、腰痛を繰り返しやすくなったり、
慢性腰痛の引き金になることがあります。
なので、
そもそも日頃からの予防が大切になります。
この辺は、
以前のブログでご紹介したセルフケアを
行っていただくことをお勧めします。
<参考ブログ>
➡慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法~その1~
➡慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法~その2~
➡慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法~その3~
➡慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法~その4~
今回は、「ぎっくり腰」になってしまった時、
激痛で少し動かすのも痛い、恐い、
といった状況でいかに対処していくか、です。
まず、これまでもお話ししてきたように、
安静臥床は推奨されていません。
過度に安静にして過ごすことは
再発のリスクを高めると言われています。
「ぎっくり腰」の発症時は、
局所の炎症を伴い、
強い痛みが起こりやすいので、
消炎鎮痛薬は適宜、必要です。
そもそも、腰部に激痛などがある場合、
緊急性がある重大な疾患の可能性を
除外するためにも、
まずはお近くの医療機関を受診していただくことをおすすめします。
緊急性のない、
いわゆる「ぎっくり腰」の場合です。
安静にしてはいけないとしたらどうするの?
ということですが、
ご自分でできる対処法としては、
まず、大雑把に
「屈曲改善型」か、
「伸展改善型」か、を確認していきます。
1.「屈曲改善型」
<身体の状態>
・前屈(からだを前に倒していく)をするとすごく痛い、前屈できない
・リラックスすれば後屈(からだを後ろに反らす)はできる
<きっかけ>
・物を引き寄せる動作で
・不意に腰を反らせる動作で
ぎっくり腰になった場合
例えば、洗濯物干し、高い位置へ物を載せる時など。
2.「伸展改善型」
<身体の状態>
・後屈ですごく痛い、後屈できない
・後屈はできるが、
何回か前屈をしていると痛みや不快感がある
<きっかけ>
・重いものを持ち上げる動作で
・不意に前屈みになる動作で
ぎっくり腰になった場合
例えば、洗顔時、床の物を持ち上げる時、ベッドから起きる時
くしゃみなど。
まずは、上記のどちらかのタイプなのかを、
少し身体を動かしてみて確認します。
(からだを動かす時は無理のない範囲で行います)
(どちらかというと、伸展改善型のタイプの方が多いと思います)
次回はそれぞれのタイプでの対処法についてお伝えしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
那須塩原
整体院 山本
山本 知秀
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