2021/07/26(月)
「腰への負担」が主な要因の非特異的腰痛対策について~その1~
こんにちは!
那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。
「腰への負担」が主な要因の非特異的腰痛対策については、
これまでのブログで具体的な対策について書いてありますので、
ぜひご参照いただけたらと思います。
<参考ブログ>
➡慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法~その1~
➡慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法~その2~
➡慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法~その3~
➡慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法~その4~
また、その他のおすすめセルフケアとして、
「これだけ体操」というものがあります。
これは数年前からNHKなどでも特集を組んで取り上げられていたので、
ご存知の方も多いかと思います。
「これだけ体操」は、ニュージーランドの理学療法士であるロビン・マッケンジー先生が構築した腰痛の理論モデルに基づいて、
松平浩先生(東京大学医学部附属病院特任教授)が考案し、普及活動を行っています。
色々な書籍や、テレビなどでも見ることはできますが、
ここでも具体的なやり方をご紹介したいと思います。
<これだけ体操>
①立ったまま足を腰幅程度に軽く開く。
②両手をお尻に当て、指は「下向き」にそろえる。
③膝を伸ばしたまま、ゆっくりと上体を反らしていく。
(息は吐きながら反らす)
※お腹を前に突き出していくイメージ
④この姿勢を3秒間キープしたら、ゆっくりと元に戻す。
※回数 : 腰痛予防→3秒間キープ×2回
腰痛治療→3秒間キープ×10回
※あごはしっかりと引いておきます。
顔を上に挙げると首を痛める可能性があります。
※膝を伸ばしておくこと、息を吐きながら行うことがポイントです。
※特に前屈みの姿勢での作業をした後や、
しばらく座りっぱなしだった後に「これだけ体操」を行うと効果的です。
※このストレッチを数回行ってみて、同じ反らす角度なのに痛みがどんどん強くなる、
あるいは痛みの場所が腰から足の先の方へ向けて移っていく場合は無理をせずに中止してください。
この体操は、
腰部にある椎間板(具体的には椎間板の一部である髄核)が、
前屈みになることで後方へ移動し、
その結果椎間板のバランスが崩れて局所の障害を起こしてしまうことを防ぐために、
前屈みとは逆の方向へ身体を反らすことにより解消していくことを目的としています。
これは腰部だけに着目した場合の考え方ですが、
腰部以外に着目すると、
お腹(大腰筋)の伸長、股関節の伸展、肩甲骨を内側に寄せるといった効果もあります。
これはまさに腰の動きすぎを作ってしまう原因となる、それ以外の部分の硬さにアプローチしていることになります。
実は、以前のブログ
「慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法~その2~」でお伝えした、
<お腹の筋肉(大腰筋)のストレッチ方法>も同様の効果があります。
立ったまま行うのが「これだけ体操」、
布団やヨガマットなどうつ伏せの状態になって行うのが<お腹の筋肉(大腰筋)のストレッチ方法>になります。
外出中や仕事の合間などでは
立ったまま行えるセルフケアが行いやすいかと思いますので、
ぜひご活用いただけたらと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
那須塩原
整体院 山本
山本 知秀
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