2023/05/24(水)
【腰痛】腰痛の二つのパターンその1〜原因と対策〜
こんにちは!
那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。
前回のブログでは、腰痛の二つのパターンについてお伝えしました。
一つは「伸ばされたような痛み」。
そしてもう一つは「詰まったような痛み」、です。
今回は、
一つ目の「伸ばされたような痛み」について
その原因と対策についてお伝えしていきます。
「伸ばされたような痛み」「引っ張られたような痛み」
というのは、
身体を前屈させた時に腰の左右両方あるいはどちらかが痛む、
仙骨あたりが痛むなどの場合です。
また、身体を左に倒した時(側屈)に腰の右側が痛む、
反対に右に倒した時に腰の左側が痛む
という時も「伸ばされたような痛み」を感じるかと思います。
「伸ばされたような痛み」もしくは「引っ張られたような痛み」というのは、
文字通り痛みが出ている場所の筋肉が引き伸ばされているために痛みが出ています。
そもそも筋肉には伸びる、縮む、という働きがありますが、
伸びることができる許容範囲というものがあります。
その許容範囲を超えて伸ばされると、
「それ以上伸ばさないで〜」と痛みを出して教えてくれます。
例えば前屈して腰が痛い場合、
その痛い腰の部分は許容範囲を超えて伸ばされているのです。
そして前屈しても腰が痛くない人は、
腰の部分は許容範囲を超えるほど伸ばされていない、ということです。
では、何故許容範囲を超えて伸ばされてしまうのでしょうか?
前屈角度が大きいからというわけではありません。
むしろ腰の痛みがある人は前屈動作も硬く、
それほど曲がらない人も多いです。
答えは、前屈して腰が痛い場合、
その痛みが出ている腰の部分を
引き伸ばすように引っ張っている奴がいる、
からです。
腰の部分を引き伸ばすように引っ張っている奴、とは誰なのか?
(他の人ではありません)
例えばお尻の筋肉。
ここが縮むと筋膜を通して腰の筋肉を引っ張ることになります。
洋服などで試してみると分かりやすいのですが、
お尻まで隠れるくらいの上着を着て、
お尻の部分(上着の)をギュッと掴みます。
その時点で上着がお尻の方へ引っ張られるかと思います。
その状態で前屈をすると、
上着はお尻の方で掴まれているので、
上着の腰のあたりはピンと張ったような感じになり、
前屈もしづらくなるのではないでしょうか?
このようなことが腰の筋肉にも起こっているのです。
お尻の筋肉が縮むことで筋膜を通して腰の筋肉が引っ張られ、
前屈動作をすることで
更に腰の筋肉が許容範囲を超えて引き伸ばされてしまうことで
痛みが出てしまうのです。
この場合腰の痛みの原因は
「お尻の筋肉が硬く縮こまっていること」になります。
そして対策としては、
この硬く縮こまっている筋肉を柔らかくして、
縮まったままにならないようにすることが必要です。
それにはストレッチなどの日頃のケアや、
そもそも硬くならないような姿勢や身体の使い方
を心がけることも必要です。
原因となる引っ張っている筋肉はお尻の筋肉だけではなく、
脇の下の筋肉やお腹の筋肉など人により様々あります。
腰に「伸ばされたような痛み」がある方は、
ご自分の身体のどこの筋肉が硬く縮んでしまっているのかを見つけ、
その硬さを取って腰への負担を解放してあげることで
腰の痛みが改善されていきます。
慢性腰痛でお悩みの方は、
ぜひご参考にしていただけたらと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
那須塩原
整体院 山本
山本 知秀
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