2022/03/17(木)
「腰痛の原因を自分で見つける方法」②
今回も
慢性腰痛でお悩みの方へ向けて、
「腰痛の原因を自分で見つける方法」②
について書いていきたいと思います。
前回の内容はこちらをご参照ください。
今回のターゲットは
「ワキの下」です。
ワキの下には広背筋という筋肉があります。
この筋肉は背中の方から肩の方へかけて
広く付いている大きな筋肉です。
この筋肉が硬くなると肩が内巻きとなり、
猫背の姿勢を作る基になってしまいます。
猫背になることで、
以前のブログでもお伝えした
肩甲骨の動きが制限されてしまいますので、
結果として腰が動きすぎて、腰痛を引き起こしてしまいます。
以前のブログはこちら
特に身体を左右にひねった動きや、
反った動きの時に腰が痛む方は、
「ワキの下」が原因となる場合が多いです。
では、あなたの腰痛が「ワキの下(広背筋)」が原因なのかを
ご自分で判別する方法です。
<検査法>
①立った状態で、まず体を左右にひねる動作、後屈動作(身体を反る動き)をしてみます。
そこで痛みが出るかどうかを確認します。
どちらの動きで、どのくらい動かすと、どのくらいの痛みが出るのかを確認します。
②立ち姿勢に戻ります。
腕を挙げてワキの下のくぼみにに親指をグッと入れます。
残りの4本指を肩の後ろ側へ当て、親指と4本指で筋肉をつまみます。
そうすると太い筋肉がつまめると思います。
※表面ではなく、なるべく深く親指を入れていきます。
その周辺を強くつまむと硬いところ、あるいは痛いところがあります。
見つかったら、そこをつまんだままにします。
③ワキの下をつまんだまま①の動作を再び行い、
動きと痛みの程度を確認します。
この検査で痛みが軽減する、もしくは動きやすくなる場合は、
「ワキの下」が腰痛の原因となっている可能性が高いです。
もし、「ワキの下」が腰痛の原因となっている場合は、
「ワキの下(広背筋)」をご自分でストレッチしていただくと、
腰痛が軽減していく場合があります。
※具体的な方法については
「慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法~その3~」
をご参照下さい。
➡慢性腰痛解消のための、簡単にできるセルフケア方法~その3~
ぜひ一度お試しいただき、
ご自分の腰痛の原因が「ワキの下」にあるのかどうかを
チェックしていただけたらと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
那須塩原
整体院 山本
山本 知秀
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