2021/11/11(木)
特異的腰痛②【骨折の可能性】
こんにちは!
那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。
前回は
【特異的腰痛の見極めチェックリスト】について
ご説明しました。
特異的腰痛の割合いは15%と低いですが、
特に重篤な病気が原因の腰痛の場合、
そのうち痛みがなくなるだろうと放っておくと、
危険な状態になる可能性がありますので、
前回のチェックリストを参考にしていただき、
まずは医療機関や腰痛の専門家に
診てもらうことが必要になります。
前回のチェックリストは
『特異的腰痛①【特異的腰痛の見極めチェックリスト】』を
ご参照下さい。
今回からはチェックリストの中身を
個々に見ていきたいと思います。
今回はチェックリストの①、②についてです。
①転倒や尻もちをついた後などに痛み出し、
日常生活に支障が出る。
⇒骨折の可能性
②65歳以上(特に女性)で、朝、布団から起き上がる際に
背中や腰に痛みが出た。
⇒骨粗しょう症による骨折の可能性
この①、②にチェックが入った方は、
骨折の可能性があります。
閉経後、特に高齢の女性と、
膠原病や腎臓病などの病気で
ステロイド剤を使用されている方は、
骨折を起こすリスクが高くなりますので
要注意です。
上記の方は骨粗しょう症傾向が強まりやすく、
軽い転倒や、気づかないほどの外力でも
簡単に骨折することがあります。
これを脆弱性骨折と言います。
該当する方は、
外出や運動などの活動的な生活を
心がけることが何よりも重要です。
活動的な高齢者の方が
骨折するリスクが低く、
普段の姿勢を整えることや、
ウォーキングなどの運動を
継続的に行うことが、
骨粗しょう症の予防や治療に
役立ちます。
まずは
チェックリストの①、②に該当した方は、
骨折の有無を確認するために
医療機関を受診してみることをお勧めいたします。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
那須塩原
整体院 山本
山本 知秀
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