腰痛を根本改善したいなら那須塩原市の整体院山本

090-1797-3736

【完全予約制】9時〜21時(不定休)

腰痛改善ブログ

2021/11/18(木)

特異的腰痛③【重篤な病気が原因の可能性】

坐骨神経痛, 慢性腰痛, 腰痛

 

 

 

こんにちは!
那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。

 

前回は
特異的腰痛②【骨折の可能性】について
ご説明しました。

 

高齢の方、

腎臓病等の治療でステロイド剤を使用している方は、

骨粗しょう症傾向が強まりやすいので、

日ごろから外出や運動など活動的な生活を心がけること

骨折による腰痛予防にはとても大切です、

というお話でした。

 

前回の内容はこちら

特異的腰痛②【骨折の可能性】

 

チェックリストについては

『特異的腰痛①【特異的腰痛の見極めチェックリスト】』を

ご参照下さい。

特異的腰痛①【特異的腰痛の見極めチェックリスト】

 

今回はチェックリストの③についてです。

横になってもうずくことがある。

   鎮痛剤をしばらく使っても頑固な痛みが改善されない。

  ⇒重い病気の可能性

 

この③にチェックが入った方は、

重い病気が原因の可能性

があります。

 

まずこの場合に確認していただきたいのは、

「動作や姿勢により痛みが強まるかどうか」

です。

 

もちろん安静にしていても痛みはあるけれども、

身体を動かすとさらに痛みが強まる、

ある姿勢になるとさらに痛みが強まる、

のかどうかを確認します。

 

「動作や姿勢により痛みが強まる場合」

脊椎(背骨)の病気の可能性があります。

 

具体的には、

・感染性脊椎炎

・脊椎の腫瘍(がんの転移)

・病的骨折(多発性骨髄腫)

などです。

 

・感染性脊椎炎

「感染性脊椎炎」とは、

抵抗力が低下した高齢者や、

糖尿病、がんをはじめとする免疫を抑制する薬を

使用している方などが発症しやすく、

全身で騒いでいる病原菌が血液に乗って流れ、

脊椎に感染して起こります。

 

この病気に関しては、

夕方に発熱を伴う腰痛を感じた場合

特に注意が必要と言われています。

 

・脊椎の腫瘍(がんの転移)

「脊椎の腫瘍(がんの転移)」では、

腰の痛みとともに、理由もなく体重が

減っている場合などに、がんの骨転移が

発見されることがあります。

 

がんの持病がある方

理由もなく体重が減っている方は、

がんの骨への転移を疑う必要があります。

 

 

・病的骨折(多発性骨髄腫)

「病的骨折(多発性骨髄腫)」

特に高齢者になるほど発症しやすい

多発性骨髄腫は骨が弱くなりやすく、

転倒していないのに日常生活の動作で

病的骨折をしてしまう、という特徴があります。

 

横向きになっても痛みが強い場合は、

念のため早急に受診し、検査してもらうことが

必要です。

 

以上、今回はチェックリストの③について、

横になってもうずくことがある。

   鎮痛剤をしばらく使っても頑固な痛みが改善されない。

 

 

このような場合には、

重い病気が原因の可能性があり、

 

その時の確認事項として、

「動作や姿勢により痛みが強まるかどうか」

を確認すること。

 

「動作や姿勢により痛みが強まる場合」には

脊椎(背骨)の病気の可能性があること。

 

脊椎の病変による腰痛の特徴として、

・安静にしていても疼く

・鎮痛薬を使用して1カ月以上過ぎても痛みが改善しない、

以外にも

発熱や体重減少を伴う

ことがあることをお伝えしました。

 

以上の項目に該当した方は、

医療機関の受診が必要です。

 

「動作や姿勢とは関係なく痛みが強まる場合」

については次回に書きたいと思います。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

那須塩原
整体院 山本
山本 知秀

 

長年の慢性腰痛

坐骨神経痛

椎間板ヘルニア

ぎっくり腰

脊柱管狭窄症

すべり症

産後の腰痛

諦めないでください!

 

 

 

今すぐ坐骨神経痛を改善する