2021/06/17(木)
非特異的腰痛二つの要因~その①~
こんにちは!
那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。
このブログでは、長年の「慢性腰痛」でお悩みのあなたに、
「慢性腰痛」改善のためのヒントやアイディアをお伝えしていこうと思います。
ぜひ宜しくお願い致します。
非特異的腰痛の二つの要因として、
「腰への負担(人間工学的要因)」と、
「ストレスなどの心理社会的要因」がありました。
その中で、「腰への負担(人間工学的要因)」について
具体的な部分を見ていきたいと思います。
「JOB study」という研究があります。
これは、勤労者の腰痛の実態を把握するとともに、
特に「仕事に支障をきたす非特異的腰痛」が新たに発生したり、
十分に治らずに長引いてしまう危険因子を探ることを目的とした研究です。
この研究によって、腰痛が発生したり、なかなか治らず慢性化することには、
腰への負担だけでなく心理社会的要因が大きく関与していることが分かってきました。
そして、腰への負担要因に関しては、
<腰痛新規発生要因>
「持ち上げ・前屈み動作が頻繁(1日の作業時間の半分以上)」
「25kg以上の持ち上げ動作」
<腰痛悪化・慢性化要因>
「介護を含む20kg以上の重量物取り扱いに従事」
「前屈みや捻り動作が頻繁」
ということが具体的に出てきました。
この具体的な動作を見てみると、どの動作にしても、
「股関節」「肩甲骨」「首(頸部)」「お腹(大腰筋)」
がとても大切だということが分かります。
この4か所が硬くなり動きが乏しくなると、
その分腰が余計に動かないと
上記の動作は完成できません。
以前「慢性腰痛の原因となるのは体のどこ?」で
4回にわたって説明させていただいた部分が
特に関わってくる動作ということになり、
大規模な研究からも示された結果としっかりと一致します。
今一度、腰に注目するのではなく、
腰以外の大切なポイントに着目し、
日頃からケアをしていただくことをお勧めします。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
那須塩原
整体院 山本
山本 知秀
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