2021/07/07(水)
「脳の働きの不具合」によって起こる非特異的腰痛を簡単に判別するには?
こんにちは!
那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。
「脳の働きの不具合」によって起こる非特異的腰痛について、
比較的簡単に判別できる方法として以下のチェック表(スクリーニングツール)がおすすめです。
①STarT Back スクリーニングツール
②8つの身体化徴候
①についてはインターネットで検索すると、簡単に手に入れることができます。
②については、以前のブログ「身体化徴候とは?」をご参照ください。
非特異的腰痛のうち、
「ストレスなどの心理社会的要因」で起こる腰痛の特徴について以前お話ししました。
その特徴とご自分の腰痛の特徴を照らし合わせることで、「腰への負担」が主な要因なのか、「ストレスなどの心理社会的要因」が大きいのかを確認していただくことができます。
さらに、上記した2つのチェック表でチェックしていただくことで、比較的短時間で「ストレスなどの心理社会的要因により、脳の働きに不具合が起こり腰痛が引き起こされている可能性」を確認することができます。
①STarT Back スクリーニングツール
恐怖回避思考・行動モデルの悪循環に陥っているかどうかを把握するのに便利な質問票です。
5項目のうち4項目以上に該当したら恐怖回避思考に陥っていると判定できます。
②8つの身体化徴候
以前のブログ「身体化徴候とは?」をご参照いただき、過去1ヶ月の間にこうした症状が腰痛以外に2つ以上あれば、①の判定にかかわらず脳の働きの不具合及び、自律神経系の不具合が関連している腰痛である可能性が高いと判定できます。
もちろん、仮に脳の働きの不具合が主な要因ということが分かったとしても、必要以上に心配することはありません。
あくまでも現状を正しく認識することが大切です。
そして、
なかなか改善しない慢性腰痛の場合でも、
腰以外にある真の原因をつきとめ、
正しくアプローチしていくことで必ず改善していくことができます。
効果的な慢性腰痛へのアプローチのために、
ぜひご活用していただけたらと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
那須塩原
整体院 山本
山本 知秀
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