2021/04/11(日)
慢性腰痛改善のために知っておくべき3つのポイント~その3
こんにちは!
那須塩原で唯一の
「慢性腰痛」専門整体院 山本の
山本知秀です。
このブログでは、長年の「慢性腰痛」でお悩みのあなたに、
「慢性腰痛」改善のためのヒントやアイディアをお伝えしていこうと思います。
ぜひ宜しくお願い致します。
慢性腰痛改善のための押さえておきたい3つのポイント~その3~は、
「慢性腰痛の原因は不動にある」
です。
前回のポイント2では、
「腰痛とは腰が動きすぎている状態」と書きましたが、
なぜ腰が動きすぎているかと言うと、
腰以外の動くべき部分が動いていないこと、
が原因でした。
つまり、ある動作を生活上で行う時に、
体は各関節をそれぞれの可動範囲の中で動かしていくことで、
動作を完成させていきます。
たとえば、足首は3、膝は2、股関節は3、腰は2の割合で
それぞれが動いて10の動作を完成させるとします。
ところが、足首は3、膝は2、股関節は1、となると、
腰は4も動かないといけなくなります。
こうして、本来であれば腰は2でいいところを4と、
2倍動かさないといけなくなるので、
負担がかかり、腰痛になってしまうということなのです。
ですから、この場合の腰痛の原因は「股関節が動いていないこと」、
「股関節の不動」が本当の原因になるわけです。
腰痛には「筋・筋膜性腰痛」や「ぎっくり腰」、「腰椎椎間板ヘルニア」、
「腰部脊柱管狭窄症」、「脊椎すべり症」など、
症状として腰痛を来す疾患は様々にあります。
しかし、結局元をただすと、
腰が動きすぎているがために、
腰まわりの筋肉が腰を固めようとして「筋・筋膜性腰痛」、
動きすぎによる疲労が蓄積しているところに、さらに急な腰への刺激が入り「ぎっくり腰」、
動きすぎたことで、腰椎間にある椎間板が圧迫されて押し出され「腰椎椎間板ヘルニア」、
動きすぎたことで、脊柱管内が狭くなり「腰部脊柱管狭窄症」、
動きすぎたことで、脊椎がずれてきてしまい「脊椎すべり症」、
と、それぞれ疾患の名前は違いますが、症状が出てくる過程は一緒になってきます。
そして、くどいようですが、その腰が動きすぎた原因というのは、
腰以外の場所の不動、
ということになってきます。
慢性腰痛を改善したいのであれば、腰を見るのではなくて、
腰以外の場所に不動となっているところがないかを確認し、
そこを動けるようにしていくことが大切になってくるというわけです。
まとめます。
というわけで、慢性腰痛改善のために押さえておくべき3つのポイントは
①「患部に原因はない」
②「腰痛とは腰が動きすぎている状態」
③「慢性腰痛の根本原因は不動にある」
でした。
そして、この「不動」は、
局所的にも全体的にも
腰痛だけではなく
体にとって問題となってきます。
そのあたりはまたの機会に書いていきたいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
整体院 山本
山本 知秀
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